zakki_diaryのブログ

日々の記録。

7/20

未来のミライを観に行ったのだが、評価が悪いのも分かる内容だった。つまらないとまでは思わなかったけど面白いとは思えなかったし、共感して面白みを感じる要素がほぼ育児で限定的だし、肝心のストーリーから伝わることも目新しさがなく、ラストは無理矢理まとめた感が強くて回りくどい印象を受けた。実際に観たことで、「ターゲット層が分からない」というレビューが納得いった。それほどバラバラで薄いというか、特定の人に深く伝わるメッセージがあるとは感じられなかった。60分くらいで良かった。

庭でくんちゃんが木の方へ振り向く演出があるのだけど、振り向き方が同じなのに3回も繰り返してたのがちょっときつかった。4、5回目からは多少違ったけど、ワンパターンすぎだと思った。描写でリアルさを描いてる割に、くんちゃんの声が年齢の割に妙にはっきりしているから、途中に出てくるチャリンコ乗ってるお兄ちゃんたちよりもあどけなさがなくて目立ってて笑えた。普通に聞いてる分にはあまり違和感がなかったけど、泣き描写とか駄々っ子とかリアルさを追求してるのになんで声優や子役を使わなかったのかと思う。所々トトロのオマージュシーンがあった気がする。居間でお菓子ばら撒いて踊ってるシーンとかいかにもな動きだった。お出かけに駄々こねて泣くところはおもひでぽろぽろを思い出した。あとはクレしんとかドラえもんでもありそうな感じも受けた。戦争要素必要だったか?くんちゃんの物語なのにわざわざそういうシーン入れるのがいやらしいというか、別に感傷に浸れるようなシーンだとは思えなかった。

見終えて結局どこで感動するのか分からず、最終的に何か気付かされることもなくて、くんちゃんが兄と自覚したのは分かったがそれで終わっちゃった。場面場面で今の大切さや、伝統行事の作法や過去と未来はかけがえのない出来事で繋がってるとか、伝わることはあったけど、それぞれがバラバラで一貫していたとは感じられなかった。もしかしたら繋がってるのかもしれないけれど、それだったら難しい。「子供の成長は早い」って言われても、それはある程度年月が経って、ふと気づいた時に出来るようになってるから感動するものじゃないのかと思うのだが、ファンタジー経験で成長したといわれても視聴者からしたら感動できないのじゃないか。育児経験ないし知らんけど。

リズを見に行った時の予告動画で、達郎さんの「うたのきしゃ」がかかった瞬間にこれは面白そうだと感じたんだけど、思いのほかこじんまりした内容だったし正直あの予告の数分がこの作品で一番感動したように思う。リニアっぽい新幹線は良かったかな。ちょっと期待外れだったが、酷評するほどイライラする内容じゃなかったし、こういうのもあるのかと知れたから観れて良かった。まあ二度見たいとは思えない。