zakki_diaryのブログ

日々の記録。

9/23

今更感があるけど、「よつばと!」を初めて読んだ。めちゃくちゃ良かった。なんだかすっごい懐かしい気持ちになった。日々の楽しみを抜き出すとこんなにも輝いて見えるんだなあ。BSマンガ夜話も見て、いしかわさんの言ってることがもうそのまんまで、よつばを通して見た毎日の新鮮さの話が正にその通りだなあと思った。自分たちは何度も繰り返してる日々だけれど、よつばにとっては初めての日々であるわけで、それは自分たちにも在ったことなのに忘れてしまっていることでもある。10年後、20年後の読者に伝わるか分からないと言っているけど、少なくとも10年後でもまだこの日常の雰囲気は伝わってきた。もしかしたら自分は分かってるつもりなのかもしれないけれども、俺は好きだな。よつばに対する周りの大人の対応も理想的で、こうであれたらなあと思った。

小さい頃、実家の近所の子どもたちとキャンプをしたことがあったことを思い出す。朝起きてテントから出たら、もうみんな起きていて緑色の折り畳み式テーブルの席について朝ごはんを食べてる光景。その時他に何で遊んだのかとかは思い出せないけど、その光景だけはうっすらと思い出せる。ある時はバーベキューをしたこともあったし、水風船で遊んだこともあった。あの頃はまだ兄とも遊んでいたなあ。近所の通りは兄とその同級生の子供たちが住んでいて、まだ小さかった頃は兄たちに交じって遊んでた。でもその時の記憶もほとんど思い出せない。よつばたちのように、道路でバドミントンもしてたこともあったし、ボール遊びをしたら車が傷つくから遊ぶなと怒られたこともあった。そういうかつてあったことを思い出させてくれる。プールの監視台に登りたくなる気持ち、ダンボールで草むらを下る気持ち、外で虫をとったり泥遊びをしたり自然と遊ぶ気持ち。10年ちょっと前の自分の頃も、遊歩道の隅の草むらで木登りをしたり秘密基地を作ったりしてたし、草むらに平気で立ちションとかしてた。今でもそういうことが続いてるのだろうか。

あと「うさぎドロップ」を読んだ。これは大人側の内面が描写されていて、りんが高校生になってからは恋愛メインで理解できない部分が多かったけど、ダイキチが仕事や子育ての両立で悩む部分とか、そういう取捨選択しなければならないことの描写が良かったなと思う。子どもは単純そうに見えて、心の中では複雑なことを感じてるっていうのがそうなんだろうなと思った。りんの母の正子はすごく嫌で理解できなかった。あまりにも子供じみてると思った。国語の教科書を音読する宿題とかあったなあ。音読カードも懐かしい。そんな宿題があったことを忘れてた。展開としてはもうフィクションとしか思えなかったから、リアリティで何か言いたいことがあるわけでもなく分かる部分だけ伝わってきたし面白かった。

癒されるっていう意味ではよつばとARIAとも通じるけど、別物だなあと思う。ARIAの場合は「こういう考え方もできるんだよ」と言葉で提示してくれるけど、よつばとは言葉で定時されるわけではなくて描写で見せてくれる。日常に新鮮さを保つというのはどちらからも伝わってくるけど、その伝え方は全然違うように思う。どっちも良い。

カネコアヤノの新曲が好み。


カネコアヤノ『やさしい生活』

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