zakki_diaryのブログ

日々の記録。

6/30

イヴの時間」と「カラフル」を観た。どちらも凄く良くて涙が出た。

イヴの時間はハッと視点の違いに気づかされたり、相手を思いやる気持ちについて強く感じた。偏見を持つとすごく偏った考え方になるんだなと思った。真崎くんが闇落ちせず良かった。あのシーンは反則だなあ。続きを作ってほしいなと思う。

 

カラフルは、序盤は小林君クソだな~と思いながら、唐突に始まった玉電の紹介で笑ったり軽い気持ちで見ていたけど、話が進むにつれて色々と経験する小林君を見ていたらすごく感慨深い気分になって感動した。声優の素人っぽさも、描写と相まってリアルさが増してて違和感なかったし、心理的な部分で分かる気持ちがたくさんあって、自分が肯定されたような、支えてくれたような気分になってとても良い映画だった。後半は涙がぽろぽろ出てしまった・・・。小林君の家族は至らない点もあったけど、前向きに進んでよかった。兄貴めっちゃ良い奴よ。

実の親に向かって、「あのさ!あんたと2人でメシなんか食ってると、なんかもう吐きそうだよね!」と言い放つシーンは声優の言い方もあって思わず笑った。ほんとこのお母さんは不憫なんだけど、傍から見てると笑っちゃう。流石にここまで口が悪くはなかったけど、些細なことで親と衝突したことを思い出して少し申し訳ない気分になったりした。ひろかちゃんのことも救えよと思ったが、ちゃんと救わなかった辺り何だか現実味があって中学生らしいというか。

小林君が前向きになる過程がしっかりと描かれているところが素晴らしいなと思う。自分自身が変われば上手くいくことが正解なのは分かっていても、実際には行動できないものだし、こんなにも灰色で嫌なことがあって、未だにクラスで冷やかしが続いていても強く生きてしっかりと幸せを掴んでいる小林君を見ると救われる気分になる。不安で周りの目が気になっても、自分の気持ち次第で変われるのかもしれないという気持ちにさせてくれる。

あの頃、というのがいつを指すのかは自分でも定かではないけれど、あの時に気付けたとしたら、どう変わっていただろうと思ったり、それでも何も変わらなかっただろうとも思ったり、何だか浸ってしまう。「今後の人生の中の、数十年間のうちのたった数年」ていう感覚は、頭で分かっていても実感が湧くような体験ってほとんどないけれど、もし、この映画のように自分がたった今の人生をやり直したとしたなら、当たり前になって気付いていない幸せが自分の周りには溢れているのかもしれない。そういう気分にさせてくれるだけでも、この映画はとても素晴らしい。アバウトタイムのメッセージ性とも少しばかり似ているけれど、カラフルみた方が個人的には心にとても響いた。やっぱりアニメはアニメならではの表現性の高さがあると思う。たかだか数十年の人生、これを思春期真っ只中で悩む学生が実感出来たらどれだけ救われるだろう、そう思える映画だった。

あなたは以前、ひろかに言いました。人間は一色じゃなく、色んな色を持っているって。本当の色、自分の色なんて誰にも分からない。カラフルで良いんです。カラフルに生きてください。

これからも自由に動き、築いていってください。たくさんの人があなたを支えていること、あなたが誰かの支えになっていることを忘れずに。あなたはこの世界に居なければならないのです。

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