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zakki_diaryのブログ

日々の記録。

11/19

雑記

今日はアニメ映画「ハーモニー」を観に行った。

単純な楽しさだけで言えば、「屍者の帝国」の方が面白かった。

ラストについては本当に分かりづらかった。

いきなりハーモニープログラムが起動してるし、トァンの「愛してる」の真意がなんだったのか、ハーモニープログラムはミァハを殺して止められるものではなかったのか、それともトァンが起動させたのか、・・・など、なんていうかこのラストは視聴者に委ねたのであろうか?

原作のラストをチラ見させてもらったけれど、ラストは大分違うな、と。

トァンは復讐のために銃を撃ち、世界の在り方に対しては共感したからハーモニープログラムを完遂したっぽい。

一つの映像作品なんだから、何か答えのあるラストにしてほしかったなあ。

あとはCG演出とかその他諸々考えると「屍者の帝国」の方が出来良かったと思う。

でも原作を買わせたい!って意図があるならば「ハーモニー」かもしれない。

「ハーモニー」は映画だけでは物足りない気がしたから、明日原作買うつもりだ。

 

所々で共感する部分が結構あった。

うろ覚えだけど、トァンが母に対して言った「どうして関わりのない人のために涙を流せるの?」のシーンは、現代においても言えることではないかと思ったり。

あそこまで押し付ける善意が当たり前になった世界はとても恐ろしい。全ての人間が分かり合うということは、統一された意思になりうる可能性も否定できないのかな。とはいえシステム自体矛盾しているから、現実にはまずありえないだろう。

グラハム「こいつは傑作だ!!存在自体が矛盾している・・・!!」

人は千差万別が良い、というよりかは、人それぞれが他人に惑わされず、自分としての一つの考えを持つということが大切だと思う。そこには同一な意識体が生まれてもいいけれど、強要はやはり自由に反するし違和感が生じる。

例えば、安楽死の禁止なんていうのは独善的だ。

そこには周りに与える影響とか、社会における影響などもあるのかもしれないけれど、個としての自由が優先されていないし、考えの否定でしかない。

だがこういう事を言い出したらきりがないのも事実だ。

考えの自由とは言っても、人は自分の意見を無意識に強要しているのかもしれないね。

難しいなあ。

 

語りがとても多い映画だったけれど、俺は楽しめたかな。善悪の一つの考え方に触れられた気がする。 好みが分かれる映画だと思う。

あそこまで百合展開にした意図は分からないが・・・。

原作ファンからしたら不評なんじゃないか?と思ったので、「虐殺器官」の出来がどうなるのかとても不安である。

 

あなた方は「程々」ということを知らない。

勢い余って信仰を我々に押し付ける。

それが争いの火種になると気づかずに・・・ (トゥアレグ族の長、アサグより)